日本の電話環境は複雑で、各メーカーの機器によって異なります。 市販されている数多くのヘッドセットを調査した結果、性能はいいものの、互換性が低く機能が充実していない、またはデザインは良いものの、耐久性が弱く壊れやすく、摩擦による消耗が早く長持ちしないという問題点があります。 これは、価格、機能、耐久性、デザインが両立できていないことを表しています。
弊社は、これらの問題点を把握、それぞれの長所を生かした製品を開発し、手頃な価格で最適なヘッドセットを提供出来る様にしております。ヘッドセットをご購入の前に、以下の価格、機能、性能、耐久性、用途などをご参考いただきますと、質の良いヘッドセットをお選びいだけます。
■ ヘッドセットの価格 すべての製品の価格は品質に比例します。 それだけ製造工程や設計期間が短いと低価格の部品が使用されることを意味します。 しかし、当社の製品は他社の40%~60%程度の低価格で販売しているにもかかわらず、性能が同等、もしくは更に優れていると多くの大企業のコールセンターより評価頂いております。 コストパフォーマンスで見ると、業界最高の製品であることを保証します。 ■ ヘッドセットの性能 ヘッドセットは、基本性能となる音質と使用上の利便性を向上する機能、寿命を長くする耐久性の設計に分かれています。 マイク ヘッドセットに使用されるマイクは無指向性マイクと指向性マイクの2種類があります。 無指向性マイクは感度が良く、口元から多少離れても相手先に声を大きく届けられますが、周囲の音もよく拾いますので、静かなオフィスに適しています。 指向性マイクは、一般的にノイズキャンセリングマイクとも呼ばれ、2cm以上離れた場所の音を感知しないようになっているため、 オペレーター同士が密着しているコールセンターや騒音の多い工場や倉庫などに適しています。 スピーカー 価格に応じて品質が異なるスピーカーを搭載しており、音質と耐久性が差別化されます。 また、スピーカーのサイズが小さい物を使用するとヘッドセットがコンパクトになりますが、音量が小さい場合が多く、アンプ(増幅器)と組み合わせて使用しなければなりません。 逆にスピーカーのサイズが大きい場合、音質は優れていますが、重いという欠点があります。
■ ヘッドセットの機能 ボリュームコントロール ヘッドセットケーブルの音量調節機能とミュート機能を搭載して、ボリューム調節が複雑な電話でも簡単に音量調整できる機能です。ボリューム調節機能付きのアンプや切替器と組み合わせてヘッドセットを使用する場合は不要です。 ヘッドバンド 薄型ステンレス製のヘッドバンドは、デザイン性に優れ、軽量という利点がございますが、圧迫感があるなどの欠点があります。 厚いプラスチックを使用したヘッドバンドは、弱い圧力で頭に程よく固定され着用感が良い利点があります。
固定Tバー スピーカーと反対側の頭部に固定するT字型ゴム製にパットのことで、素材によってヘッドセットが安定できなかったり、髪の毛に入りこんでヘアースタイルを崩したり、痛みを感じたりします。 固定Tバーが軽く小さなものや、デザインを優先されたものは、痛みを感じやすくなります。
イヤークッション イヤークッションは、スポンジ製とレザー製の2種類があります。 レザー製はスポンジ製のものを合皮で縫い包んで仕上げます。 スポンジ製イヤークッションは、レザー製よりサイズが1cmほど大きく、耳の圧迫を最小限に抑えられます。 汚れた場合は拭き取れませんが、イヤーカバーをつけて使用することで清潔に保つことができます。 一方、レザー製はスポンジ製よりサイズが小さく、着用感は落ちますが、汚れ(皮脂)をウェットティッシュなどで簡単に拭き取ることができます。 また、編み目付きのタイプはスピーカーの穴にゴミが入りにくいといわれます。
QD機能 QD(Quick Disconnect)とは電話機に接続してしているケーブルを抜かずに、ケーブルの中間部からヘッドセットのトップだけを簡単に分離する機能を指します。 コールセンターのように使用者が席を移動することがある場合は必須な機能です。
コードクリップ ヘッドセットのケーブルを洋服に固定するするためクリップです。ケーブルの重量により、ヘッドセットがずり落ちるのを防ぎます。特に耳かけ式ヘッドセット使用時に、コードクリップでケーブルを安定すると着用感がだいぶ変わります。 片耳ヘッドセット 一般的な使用環境では、常に周囲の音や声にも配慮する必要がある為片耳タイプがお勧めです。
両耳ヘッドセット お客様からの申込みや契約の受付など聞き間違いを減らしたい場合、複雑な内容の電話を聞き取る場合、 周囲の雑音によりスピーカの音量が小さく聞こえる場合は、よりお客様との会話に集中することのできる両耳タイプがお勧めです。
■ ヘッドセットの耐久性 耐久性の弱いヘッドセットはよく壊れたり磨耗が早く、製品の寿命が短い場合が多いです。 原因としてはヘッドセットのデザインを重視し、シンプルで薄く小さく設計された場合耐久性が弱くなります。 逆にヘッドセットのサイズが大きい場合は、より耐久性を向上した設計が可能となり、製品寿命が長くなることもあります。
マイクジョイント マイクアーム(棒)の上下角度を固定する方法が段階的に固定方式ではなく、スライド方式であれば、摩耗しやすくなり、マイクアーム(棒)が固定できなくなる場合もあります。
マイクアーム(棒) マイクアームが前後に動かないプラスチックの形であれば、頭の形によってマイクの先が口元に固定されにくく、相手に声が小さく聞こえる場合があります。 このような場合、別途アンプ(増幅器)を増設する必要がございます。 また、マイクアームが柔らかすぎると、マイクの先が捻じられて、センサーが口元側に安定せずマイクに音声が入りにくくなります。 あまり強い力を加えると、マイクジョイント部分のプラスチックが折れる場合もあります。
■ ヘッドセットの用途 エントリー向けの低価格ヘッドセットをご検討の場合 通話量が比較的に少なく、どの製品が良いのか迷っている場合にお勧めします。 デスクトップの仕事が中心の場合 通話量は多いが、通話先が決められていて、相手先の電話利用環境を配慮しなくてもいい場合にお勧めします。 コールセンターなどの電話対応がメインの場合 通話量が多く、通話先の電話利用環境が様々な場合にお勧めします。 通話先の電話利用環境によって通話の音量と音質が変動される場合がありますので、アンプ(増幅器)と組み合わせて使用することをお勧めします。
電話機から離れた場所で通話したい場合 電話と離れた場所で通話が必要な場合ワイヤレスヘッドセットをお勧めします。 ワイヤレスヘッドセットは、各メーカーと商品によって通話可能な距離やバッテリー容量が異なります。
■ アンプが必要ヘッドセットと不要のヘッドセット ・ 他ブランド製の全機種のヘッドセットは、基本的な音量が小さい為アンプと組み合わせて使用することをお勧めします。 ・ 当社の販売されるヘッドセットは、ほとんどの電話機にアンプなしで使用が可能ですが、一部の電話機では、アンプが必要になる場合があります。 ■ メーカー別アンプの特性 どのメーカーでも、完璧なパフォーマンスを保証するアンプはまだございません。 ただし、アンプと電話機との互換性の良さに違いがあります。
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